オリーブオイルの成分ががんに効くとの研究結果

2015年2月24日(火) Written by 吉川 佳秀

オリーブオイルの成分が、がんに効果があるという研究結果が報告されました。

今回注目されているのは、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるフェノール成分の1つである、「オレオカンタール」という成分です。驚くべきはこのオレオカンタール、わずか1時間足らずの間にがん細胞を死滅させたといいます。

米ラトガース大学のPaul Breslin氏らによると、通常不要となった細胞は16~24時間かけて細胞自然死(アポトーシス)という、文字どおり自ら死滅する道をたどったそうです。今回同氏らはオレオカンタールを用い実験を行った結果、あらゆる種類のがん細胞が30分~1時間の間に死滅したそうです。

まず明らかになったのは、オレオカンタールはがん細胞のリソソーム(水解小体)を破壊するということだそうです。リソソームにダメージを被ったがん細胞は機能しなくなり死滅する一方、健康な細胞は無傷なままだそうです。

このため、オレオカンタールががん治療に役立てられる日もそう遠くはないと期待されています。
日頃からオリーブオイルを多く摂取している地中海地方に於いて、がんの発症率が低いのがその理由だそう。

同氏らは今後、なぜオレオカンタールはがん細胞だけに作用するのか、また医療現場での利用を目指し研究を続けていくそうです。

参考:IRORIO
http://irorio.jp/sousuke/20150223/207718/

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