胃がん検診ガイドライン2014案が公開されました。

2014年12月24日(水) Written by 吉川 佳秀

12月4日に有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン作成委員会から、「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン2014年版・ドラフト」が公開されました。以前公開された2005年度版との違いは、内視鏡が対策型検診・任意型検診の両方で推奨されていること、対象年齢が50歳以上になっており、検診間隔についても2~3年と記されていることなどです、

ガイドライン案の全文は、ウェブサイトからダウンロードできますので、一度ご確認してみてはいかがでしょうか。また、パブリックコメントを募集して、それらの意見を基にガイドラインを完成させる予定とのことです。

ガイドラインでは、胃X線、内視鏡、ペプシノゲン法(単独法)、ヘリコバクター・ピロリ抗体(単独法)、ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の併用法について、胃がん死亡率減少効果が検討されています。そのうち、胃X線と内視鏡については死亡率減少効果を示す証拠があるとしており、対策型検診・任意型検診として実施が推奨されています。内視鏡は、2005年度版では証拠不十分として推奨されていませんでしたが、その後報告された3件の症例対照研究(国内2件、韓国1件)が評価されて、今回の推奨に至ったようです。

胃がん検診の対象年齢については、40~49歳での胃がん罹患率と死亡率は減少傾向にあるため、対象年齢は50歳以上が望ましいとされています。検診間隔については、胃X線は現在逐年で実施していますが、内視鏡検診は40~79歳を対象とした韓国の研究で、1~4年以内の実施により20~40%の死亡率減少効果を認めたことから、検診間隔を2~3年にできるとしたそうです。

引用:日経メディカル
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201412/539948.html

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