肥満が原因でがんのリスクが高まる

2014年12月4日(木) Written by 吉川 佳秀

体重過多や肥満ががん発症のリスクを高めており、2012年には世界で新たに50万人ががんを発症していたとの研究結果が世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)が英医学誌ランセット・オンコロジーで発表しました。特に、女性は世界的に見ても閉経後に乳がんや卵巣がんなどの婦人科系のがん発症率が高いと、国際がん研究機関(IARC)が警鐘を鳴らしています。

国際がん研究機関(IARC)によると、2012年に全世界で新たにがんと診断された患者さんのうち、推定3.6パーセントにあたる約48万1000人が体重過多や肥満が原因だったそうです。

約48万1000人のうち、先進国の患者は約39万3000人、発展途上国では約8万8000人と先進国のほうが非常に多くがんが発症しています。特に肥満が原因でがんに発症したケースの23パーセントが北米の患者だったそうです。

男女別の比較では、肥満が原因でがんにかかる率は男性が1.9パーセントであるのに対して、女性は5.3パーセントと男性より高く結果になっています。国際がん研究機関(IARC)によると「閉経後に乳がんや卵巣がんなどを発症する率が高くなるが、健康的な体重を保つことで乳がんなどの10パーセントは予防することができる」と指摘しており、肥満対策の重要性を訴えています。

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